写真提供:コーンズ・エージー <飼料給与の概要> <PMRの給与> |
基本的には、エネルギーバランスがマイナスの時期である泌乳初期には、日数に応じて給飼を行なう乳期連動を利用し、その後は個体の乳量に応じて給飼を行う乳量連動を利用します。 <乳期連動テーブル>
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ここで重要なのは、乳量ピーク時にPMR+搾乳ロボットでの配合給与でいかに栄養充足できるかです。 |
<その他の給飼設定> 日給飼量変化の最大値→0.3kg/日 1回の最大給与量→2.5kg ロボット内の給飼は1日の給飼量を時間ごとに割り返し、それを時間経過に伴って積算したものが搾乳時に給与されます。よって頻回にロボットを訪問すればするほど1回の給与量は少ないため、ルーメンpHの変動を少なく抑えています。また1回の給飼量が2.5kgに設定されるため、ロボット内で配合飼料が多給されることによるアシドーシスの心配は無いようです。1日最大8kg給与される場合は、3回ほど搾乳ロボットに入る必要があります。 最大持越量(1時間ごとに溜まる給与量を繰り返す限界量)→4.0kg |