サイロ設計のポイント バンカーサイロ スタックサイロ ①サイロの床面は、雨水が溜まらないように周辺の地盤より高くする。また排汁が流れ出るように取 り出し口側を若干低くして傾斜をつける。 ②給餌場や飼料調製庫の位置など作業性を考慮して配置する。また、サイレージ調製時の原料草 の搬入のしやすさも考慮する。 ③土砂の混入を避けるために、スタックサイロであればサイロ周辺に、砂や火山灰を敷く。バンカー サイロでは取り出し口の前のエプロンを広くする。 ③サイロの向きは、取り出し面が直射日光に当たらないようにする(二次発酵対策)。 ④間口の大きさは、踏圧作業のしやすさを考慮して、踏圧作業機械2台分以上を確保する。 ⑤詰め込みの高さは、バンカーサイロであれば壁より高くしない。スタックサイロも両脇が十分踏圧 出来るような高さにする。また、二次発酵対策として、1日の取り出し厚が十分に確保出来るような 高さとする。 ⑥サイロの長さは、調製作業スピードを考えて、出来るだけ1日で密封できるような長さとする。 低いスタックサイロの事例 踏圧が良く、密度が高い 取り出し厚が多いので、二次発酵なし