1.目的 2.方法 |
2)設置方法 |
蹄浴槽は縦に2槽を並べて設置するのが理想です。パーラーに近い位置に設置した蹄浴槽には水を溜めておき、ここで蹄に付着した有機物を落とします。食器用洗剤を混ぜるとさらに効果的であると言われています。パーラーから遠い位置に設置した蹄浴槽には、各種薬液を入れておきます(写真4)。 |
最近は、薬剤と発泡剤を混合して泡立て、この泡の上を歩かせる蹄浴も見かけます。専用のコンプレッサー、もしくはミルキングパーラーのコンプレッサーを流用して、発泡させる機械を設置して使用します。泡の排出口は、リターン通路の真上、高さ1.5mくらいの位置に設置します。泡の蹄浴の利点は、薬液を交換する手間が省けることと、凍結の恐れがある厳寒期も実施できる点です(写真5)。 |
3)薬液 |
4)実施方法 オキシテトラサイクリン蹄浴液の汚染効果に関するフロリダの研究では、50頭の牛が通過するとpHが変化する事が明らかになっています。また、50頭の牛が通過すると薬剤の活性が50%減少する事が明らかになっています。 |