粗飼料分析について

   粗飼料分析は長沼にある北海道研究農場にておこなっています。お客様から頂いた分析用サンプルは営業所を通じて北海道研究農場へ送られます。そこでは下記の様なフローで分析が進められます。チモシーやオーチャードを主体とした乾草,サイレージ,ラップサイレージおよびトウモロコシサイレージは迅速に分析され,当社営業担当者やこの畜産技術情報を通じてお客様へ返答されます。

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   粗飼料分析では短期間に多検体について,多項目の分析をおこなわなければなりません。そのため,薬品等による分解などの処理を必要としない非破壊分析である,近赤外分析と蛍光X線分析が用いられております。
   しかし,この分析方法は用いる検量線の違いによりその結果も大きく変動します。そのため,平成9年よりホクレン,ホクレンくみあい飼料㈱,十勝農業協同組合連合会,浜中町農協,オホーツク農業科学研究センター,日本甜菜製糖㈱,明治飼糧㈱,当社を中心とし,北海道内の粗飼料分析の精度向上を目指して近赤外分析での検量線の統一,クロスチェックなどを行っています。この参画機関の集まりをForage Test Meeting(フォレージテストミーティング)といっています。近赤外分析検量線の作成には北海道立畜産試験場への委託,指導協力を頂いております。

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現在,粗飼料分析でおこなっている項目は下記のとおりです。

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