出荷した肥育牛の枝肉は、その牛の飼養管理がどうだったかを現わします。出荷したときは、できるだけ枝肉を確認するようにし、自身の管理の欠点を抽出し、その後のより良い管理に向けることをお勧めします。 1 品質のいい枝肉とは? 2 枝肉の見方 ① 枝肉全体の見方 |
② めすと去勢の枝肉の違い |
これまでは、“牛肉はめすに限る”と言われてきましたが、現在は肥育技術の改善により去勢でも肉質の優れた肉ができています。めすの肉の特徴は、一般に以下の通りです。 ③ 枝肉の格付 |
歩留まり等級は、以下の計算式で「歩留基準値」を求め、それによって決定します。 |
脂肪交雑等級は、下記のチャートで判定されます(B.M.S.No.= Beef Marbling Standard)。 |
肉の色沢等級は、下記のチャートによって判定されます(B.C.S = Beef Color Standard)。 |
脂肪の色沢と質の等級は、下記チャートで判定します(B.F.S. = Beef Fat Standard)。 |
3 牛肉の可食部位 |