肥料の成分とバランス

○ちゃんと意味がある3要素のバランス
   作物の施肥量や化成肥料の銘柄には良く3つの数字が使われることがあります。これはご存知の通りその肥料の窒素,リン,カリウムの成分量にちなんだ数字が並べられています。しかし,この数値や成分量は3要素全て一緒の成分量であったり,リンだけ多かったり,逆にリンだけ少なかったりとなっています。実はこの数字にはちゃんとした意味があります。
まず3要素の窒素,リン,カリウムには作物でのそれぞれの役割があります

肥料の成分とバランス1

肥料の成分とバランス2

   この役割を考えていくと,葉が主体となる作物では収量を上げるには作物自体の体を大きくしなければなりません。つまり窒素が重要になってくるのです。その場合には施肥量や肥料の銘柄も窒素が大きい数値になります。一方、実や花をつけるような作物の場合,実をつける際に重要となるリンが他の作物と比べて重きが置かれます。この場合は施肥量や銘柄のリンは大きい数値になります。このように施肥量のバランスは作物の種類によっても異なるのです。